工学研究者がおすすめする流体力学教科書9選

工学技術・理論
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仕事で流体の知識が必要だから、おすすめの参考書を教えて!

大学のテスト対策におすすめの参考書を教えて!

この記事では、燃焼研究者である筆者がお勧めしたい流体力学の教科書を目的別に紹介します。
一般的な流体力学の教科書に加えて、「圧縮性流体力学」、「数値流体力学」の教科書にも触れます。

研究者にキャリアチェンジした機械系エンジニアです。
【経歴】
大学:旧帝大大学院卒
専門:機械工学、航空宇宙工学
趣味:料理
資格:高圧ガス製造保安責任者甲種機械、公害防止管理者(ダイオキシン類)他

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流体力学全般

初めて流体力学を勉強する方むけ

2026年に出版された新しい教科書です。

数式の変形を省略せずに一歩ずつ解説しているので、流体力学特有の特殊な変形や、ベクトル解析の応用に慣れていない方にとっては非常にありがたい教科書だと思います。

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とにかく実用的な知識が欲しい!という方むけ

ポンプや圧縮機のような流体機械に関する応用例を知りたい!という方向けの教科書です。

複雑な数式表現を避けて、直感的に理解できるように配慮されていながら、設計上問題になるサージング現象やキャビテーションについて、丁寧に解説されています。

技術士1次試験や、高圧ガス製造保安責任者試験のような資格試験対策としてもお勧めです。

数学的に厳密な導出が知りたい!という方むけ

ロゲルギストとしても有名な、今井功先生の名著です。

流体力学の最初に習う完全流体と粘性流体を中心に、丁寧な導出解説が尽くされた1冊です。
物理的な着眼点も目を見張るものがあり、中級~上級者が読んでも、読むたびに新しい気付きを与えてくれます。

1点注意が必要だとすれば、今井先生の逝去により後編が存在しないこと。大変残念ですが、境界層理論や乱流理論については別の教科書をあたる必要があります。

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迷ったらこの1冊

個人的にお勧めの1冊です。

せっかちの筆者は、「導出過程よりも先に最終的な結果がどうなるか知りたい!」と思うことが多いのですが、この教科書は「実用性」と「導出解説」、「触れる内容の網羅性」のバランスが優れていると感じます。

①ある程度流体力学に慣れてきて、全体を俯瞰できるようになってきた方
②流体力学を仕事でがっつり使う方
③初学者だが、長く使える参考書を探している方

にぜひおすすめしたい1冊です。

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圧縮性流体力学

初めて勉強する方むけ

圧縮性流体力学や空気力学の初学者にお勧めできる教科書です。

圧縮性流体力学で必要となる状態方程式やエネルギー式の熱力学的導出から、衝撃波の解析や1次元流れなどの実践的な内容まで、幅広く触れられています。

内部流れならこの1冊

上記の教科書を読んで、内部流れの応用的な内容に触れたい、という方にぜひおすすめしたい1冊です。

単純な1次元流れ(等エントロピー流)だけでなく、摩擦を含む流れ(ファノー流)や熱伝達を含む流れ(レイリー流)についても、丁寧な解説がなされています。
また、オリフィスやノズル流れ、風洞の成立条件などなど・・・

とにかく内部流れの実践的な内容が詰まった1冊です。

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応用的な解析をしてみたい!

さらに実践的な解析をしてみたい!という方には、英語ですが下記の教科書をおすすめします。

これまで触れられてきた内容はほぼすべてこの本で網羅されており、図鑑や目録的に使うだけでもとてもお勧めです。個人的には、Volume1の第8章の内容(応用的な1次元流れ解析)に非常にお世話になりました。

数値流体力学

初めて勉強する方むけ

これまで学んできた解析的な流体力学を、数値解析に応用するための橋渡しになる本です。

有限体積法の基礎や乱流モデルの内容、境界条件の設定など、CFDをやる方にとっては必携の1冊です。
ただし、具体的なやり方やコードがそのまま載っているわけではないので、実際に解析を始めたい方は次の本が参考になります。

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実際に解析を始めてみたい方むけ

フリーのCFDコードであるOpenFOAMを対象に、設定ファイルの作成方法からメッシュの作成、境界条件の設定など、熱流体解析の例を使って丁寧に解説した本です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

このほかにも取り上げてほしい内容があれば、コメントからご連絡いただけますと幸いです。

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